『テラス』ってどんなもの？外構工事で取り入れる際の種類を解説

こんにちは！群馬県を中心に外構工事や建物に関する様々なサービスを提供しております藤井建工株式会社です。お家の庭部分に当たる外構工事。より理想的な工事を検討していきたいですよね。そんな工事内容の一つに『テラス』というものがあります。このテラス、一体どんな種類があるのでしょうか。今回はテラスの種類から設置する際のメリットや費用についても解説していきます。

テラスとはそもそも、１階部分にあたる屋外スペースの事を言います。テラスに似た形状のものはいくつかありますが、それぞれ違いがあるためここで理解しておきましょう。

• テラス：１階部分の屋外スペース。タイルやコンクリート、石材の場合が多い
• ウッドデッキ：1階部分屋外スペース。木製や樹脂製の場合が多い
• バルコニー：２階以上の屋外スペースで屋根がない
• ベランダ：2階以上の屋外スペースで屋根がある
• サンルーム：ガラス張りでできた部屋の形状のもの

そんなテラスでは、たくさんの使用方法ができる事から生活をより豊かにすることができます。

• リラックス空間にする：バーベキューやプール・子供の遊び場としての利用ができる
• 洗濯物を干す空間にできる
• ハンモックなどを設置しカフェ空間としても
• 喫煙場所としても

まず、基本的な種類でもあるテラスのみのタイプから解説していきます。テラスの床部分を整備しただけのシンプルなものを指します。解放感があるというメリットを最大限活かせる種類です。タイル調や石材などの種類があり、選ぶ種類によっても費用が異なります。ある程度地面に対して高さがあるため、足場としてステップを付ける事で外構とテラス・テラスと室内を行き来しやすくすることができます。

■施工費用目安：15～30万円

先ほどのようなテラスの床の上に屋根を設置するタイプのものです。洗濯物を干す可能性がある場合や、ある程度の天候に左右されないテラス空間を作りたい場合にはオススメです。紫外線や熱をカットする機能を持った屋根製品も多いため、しっかりと日陰を作る事ができます。屋根には大きく2つの形状があり、

• フラット型：地面と平行の屋根。家全体をシックに見せる事ができるが、雨が流れるように工夫をこらす必要がある
• アール型：丸みを帯びた形状の屋根。雨が降っても屋根の上でとどまるのではなく地面に落ちてくることができるため排水に対する心配がいらない

また、これらとは別にパーゴラと呼ばれる、木材と植物を合わせたグリーンカーテン調の屋根に仕上げる事もできます。

■施工費用目安：10～30万円

テラス囲いとは、テラスの床の周囲をガラス素材などで囲ってしまうものです。外部から侵入することを防ぐだけでなく、外部からの視線も多少遮る事ができるため、プライバシーの保護にも優れたテラスです。開放的なテラスを目的とする場合には一般的なテラスやテラス屋根がオススメですが、自然光を取り入れつつある程度外部とは遮断するような場所を作りたい場合にはオススメです。ただし、他のタイプよりも囲いがあるため費用が高くなります。

■施工費用目安：30～50万円

今回はテラスを外構工事で設置する際のポイントについて解説してきました。テラスの種類の違いを把握し、理想とするテラスがどの種類なのかという視点からお気に入りの外構工事を計画していきましょう。