藤井建工株式会社

バリアフリーでスロープ設置するなら|外構工事で失敗しないためのポイント

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バリアフリーでスロープ設置するなら|外構工事で失敗しないためのポイント

バリアフリーでスロープ設置するなら|外構工事で失敗しないためのポイント

2024/09/06

こんにちは!群馬県を中心に外構工事や建物に関する様々なサービスを提供しております藤井建工株式会社です。その建物に住んでいる人が加齢をはじめ身体運動に何らかの支障を感じた場合に、お家のバリアフリー化を検討される方が多くいらっしゃいます。外構工事の部分でも例外なく、玄関まで階段であればスロープを設置するなどのバリアフリーを行うケースもあります。今回はそんなバリアフリーを前提としたスロープ設置のポイントをご紹介いたします。

目次

    玄関前のスロープについて

    どんな方法があるかな?

    後付けできるスロープを取り付ける

    まず、玄関の階段部分にスロープを付ける方法の一つとして、後付けできるスロープを既存の階段部分に設置するという方法があります。これは、市販でも売っている既製品を購入し取り付ける事で使用できるようになるため、一番手っ取り早く費用も安い方法になります。ただし、やはり後付けである以上、強度が担保されていません。設置部分が甘ければ、使用を繰り返すごとに強度が弱くなってしまい、使用している最中に取れて危ない状況に繋がってしまうリスクが残ります。また、手すりがないため利便性に欠ける点も少々気になるところです。外構工事までの一時的な対処法としてであれば全然利用していきたい製品ですが、これを長く、主として利用する場合には、日ごろのメンテナンスを欠かさずに行ってあげましょう。

    外構工事でスロープを作る

    もう一つの方法としては、外構工事でスロープを作ってしまう方法です。既存である階段部分を壊しスロープにするパターンをはじめ、既存階段は残しつつスロープを新しく設置するパターン、両方共に新しく整えてしまうパターンなど、考えられる方法は、その立地条件と共に様々です。いずれにせよ、しっかりと補強されている状態で設置することができるため、使用していく際の強度にも心配がいらない点がメリット。より安全に使用できるスロープを求めているのであれば外構工事でスロープを作る方をオススメします。

    外構工事でのスロープ

    どんな点に注意していったらいいのかな?

    スロープの傾斜にも注意を

    外構工事でスロープを構築する場合には、そのスロープの傾斜角に注意しておきましょう。階段で考えれば2段程度で終わるような段差に対してスロープを設置する場合、なだらかにする場合ではスロープ部分をより長く確保する必要がありますし、反対に短く済ませようとする場合には斜面が急傾斜になります。せっかく外構工事でスロープ設置をするのであれば車いすになってしまったとしても難なく利用できるような傾斜にしておくと安心ですので、8.3~15%程度の傾斜にしておきましょう。

    手すりを合わせてつけておくと吉

    また、スロープ設置に合わせて手すりも設置しておくといいでしょう。杖を使用する利用者の場合、そのスロープを使用する際に足元がふらついてしまった時にでもしっかりと自身を支える事の出来るように、強度のある手すりがあれば安心です。せっかくの外構工事ですから、バリアフリーの観点から必要になりそうな工事は積極的に行っておきましょう。

    バリアフリーを目的としたスロープ設置であれば外構工事で強度を担保すると安心

    まとめ

    今回はバリアフリーでスロープを外構工事する際のポイントについて解説してきました。そういった理由が目的である工事ですということを予め業者に伝えておくことで、利用する場合においての視点から設計提案をしてくれるため、依頼する場合は早めの段階から目的をしっかりと伝えておくと安心です。

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