『残土処分費用』って?外構工事に置いてかかる目安と必要性について
2024/10/25
こんにちは!群馬県を中心に外構工事や建物に関する様々なサービスを提供しております藤井建工株式会社です。外構工事を計画している方は業者から見積をもらって準備を進めていくことでしょう。そんな見積の中に『残土処分費用』という項目が入っている事があります。これ、なんの費用なのでしょうか?今回はそんな、外構工事において残土処分費用が掛かる理由から費用の目安までを解説していきます。
目次
残土処分費用とは
なんのことかな?
残った土を処分すること
まず、残土処分費用とは何のことなのかを明確にしていきましょう。『残土』とは、建物や外構を作る上で使わなく、残ってしまった土の事を言います。これらをそのままその空間に置いておくことが出来ないため、これらを適切に処分するために必要になる費用の事を残土処分費用と言うのです。不要になった土はショベルカーなどでトラックなどの運搬車両に乗せ、処分できる場所に運搬する必要がある事から費用が掛かるのです。
残土が運ばれるのは3つ
そんな、必要なくなった残土たちは、含まれている内容物や種類によって大きく3つの場所に運ばれて行きます。
- ストックヤード:残土仮置きする施設。どこか別の現場でこの土が必要なケースに運ばれて使用されるため、それまでの仮置き場として利用されます。
- リサイクルプラント:特殊な処理をして残土をリサイクルできる場所のことです。
- 残土処理場:利用用途の無い残土を受け入れる施設。山間部や沿岸部に設置されており、そこに埋め戻されるケースが多く、時に残土を販売されるケースもあります。
残土処分の必要性
なんで必要なのかな?
そのままにするにはスペースがなく邪魔になる
では、なぜ残土処理が必要なのでしょうか?まず一番わかりやすい点からいえば、使わなくなった土、そのままその土地に置き続けてしまっては、邪魔になってしまいますよね。いらないからといって放置しておくことが出来ないため、残土処理はこういった工事において必要なのです。
土は燃えない。だから燃えるゴミで捨てられない
土は火で燃えません。だから、いらないからといって燃えるゴミで回収してもらう事は出来ません。たまに、その土の種類によっては市町村のゴミ回収で回収されるケースもありますが、建物を建てる・外構工事をする場合において発生する土は対象外であることが多く、また、不要になる量も多い事がほとんどです。そういった残土をスムーズに的確に処理するためには、残土処理は必要なのです。
残土処分費用の目安
どのくらいの費用が掛かるのかな?
残土の量によって変動する
ではそんな残土処理費用、いくらくらいが相場になるのでしょうか?これについては、『残土の量』『残土に含まれる不純物』『運搬距離』などで変動します。詳細については現場ごとに異なりますが、一般的な平均を記載しておきます。
- 2トン車運搬量:9,000円~
- 3トン車運搬量:10,000円~
- 4トン車運搬量:12,0000~
これら費用の中には、主に以下の項目費用が含まれています。
- 運搬費用:残土処分場などに運ぶまでの費用。距離によって変動する。
- 重機費用:残土処理するときに油圧ショベルやトラックなどを使うため、それら重機にかかる費用の事。台数が増えれば費用が上がる。
- 人件費:残土処分に当たり割かれる人員についてかかる費用。
残土処理費用は必要経費。外構工事で請求されたらしっかりと支払おう
まとめ
今回は外構工事における残土処理費用について解説してきました。その工事を行う上で不要になってしまった土を廃棄させるために必ず必要な費用に該当するため、費用項目に含まれている場合にはしっかりとお支払いをしましょう。
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