『外構工事』と『造園工事』の違いって？

こんにちは！群馬県を中心に外構工事や建物に関する様々なサービスを提供しております藤井建工株式会社です。皆さん、外構工事と造園工事、具体的にどう違う工事なのかをご存じでしょうか？これらは行う工事内容が違うため、自分たちが希望している内容を叶えるのはどちらの工事が向いているのかを冷静に見極める必要があります。今回はこの2つの工事の違いについて解説していきます。

まず、外構工事とはどんな工事の事を言うのかを明確にしていきましょう。外構工事とは、建物の外部分を整備する工事の事を言います。具体的にお伝えしていくと、駐車場部分や門・テラス・玄関アプローチ・植栽や照明などの設置を行い建物の機能性や美観を向上させ、防犯対策やプライバシー保護を目的とすることが出来ます。周りの環境との調和を図る役割も果たす事が出来るため、外構工事は建物にとって欠かせない工事といえるでしょう。外構工事ではその建物の印象を大きく左右することから、計画する段階から入念な打ち合わせを重ね、理想的な空間を作り上げていく事が重要です。その為に、外構における専門知識を有した担当者と回数を重ねて打ち合わせをしておくと安心でしょう。

そんな外構工事は、その建物に住んで行くために必要になる工事を行うものであるといえます。建物があっても、玄関から一歩外に出ればそこはもう外構の部分です。外構に対して全く費用をかけず手を加えない状態のままでは、土のままになってしまいます。足元も悪いままですし、車を停めるにも利便性に欠けるでしょう。郵便ポストすらなければ郵便物を受け取る事もできません。インターフォンがなければ呼び出す事すらできません。これらは、そこに生活していく上で様々な利便性を向上させるために必要になるため、外構工事はほとんどの場合において必須な工事といえるでしょう。

対して造園工事とは、お家の庭部分や公園など、緑地空間を作りたいと考えるときに、その空間を設計し施工することを言います。美しい景観を作り出すことを目的としており、植栽をはじめ、石や芝を張ったり、池や滝を設置するなど、そのお庭・その空間に自然がうまくキレイに表現できるような場所を創造していく工事になります。心地よい景色を作り上げる事が出来るため、癒しを求める方にもオススメの工事です。

そんな造園工事は、その空間に対して自然豊かな場所・癒しの場所を作りたい場合にオススメの工事です。外構工事だけでは出来ない、自然を取り入れる事で表現される美観的価値を向上させることが出来ます。もちろん、造園工事だけでは住宅に置いての住み心地は向上しないため、両面を上手く取り入れていくことが重要です。

今回は外構工事と造園工事の違いについて解説してきました。外構工事はその土地で住む上での利便性を向上させるための工事。造園工事はその空間を自然豊かで癒しある空間に作り上げる工事です。それぞれを組み合わせる事でより魅力あふれる外構を計画することが出来ます。外構工事業者でありながらも造園工事を合わせて行える業者はたくさんいますので、両方の専門知識を持っている業者であれば両面を取り入れた外構を計画していくことが出来ます。業者選びの際に十分に検討していき、より満足度の高い外構工事を計画していきましょう。