『盛土』ってなに?外構工事で必要なシーンについて
2024/10/02
こんにちは!群馬県を中心に外構工事や建物に関する様々なサービスを提供しております藤井建工株式会社です。外構工事を検討していると、依頼する業者との打ち合わせを進めていく中で今まで知らなかった言葉と出会うことがたくさんあります。今回はそんな中の一つ、『盛土』について解説していきます。盛土、漢字を見るからに土を盛るのかな?と想像しやすいものですが、一体どんな時に必要な工事なのでしょうか?今回はそんな疑問を解消していきます。
目次
外構工事の盛土
どんなケースに必要なのかな?
盛土とは、地面を平にしたり、他よりも高くする場合に行う工事
まず、盛土の意味を知っていきましょう。盛土工事が必要なケースには、外構工事を行う地面に対して、平らでなだらかな地盤に整えたり、他の場所よりも地面を高くしたい場合に行う工事内容です。盛土を行う事でどんなにがたがたな地面でもしっかりと平面に整える事ができ、その上から自分たちの理想とする外構工事を行っていくことができます。また、設計的に少し地面よりも高い位置に芝生広場など遊べるスペースを作りたい場合などでは、平面にするだけでなく土を盛って高さを出していくこともできるのです。外構工事の設計に自由度を広げる方法の一つともいえるでしょう。
盛土の重要性
何故必要なのかな?
外構を行う地面を整地し土台を作るため
そんな盛土、なんで外構工事には必要なのでしょうか?理由の一つ目としては、外構工事をする場所の地面の整地をすることでなだらかで凹凸のない土台を作ることができる点です。アプローチを作るにしても、カーポートやウッドデッキを設置するにしても、がたがたの凹凸が目立つ地面の上にいきなり外構工事を施していくことは基本的にはしません。それは、仕上がりに影響が出てしまうからです。どんな外構をするにしても、地盤となる地面の部分が整っていない事には仕上がりの印象を著しく損ねてしまいます。そこで、まずは地面をしっかりと整えまっさらな状態にすることで、完成度の高い外構工事の準備をすることができるのです。
勾配も考えつつ、雨を溜めない外構に
また、盛土ではただ地面をなだらかに整えるだけでなく、その土地に対して自然な勾配を設けていく意味も込められています。一般的にどんな住宅に置いても、雨が降った際に自然と土地の外にある排水溝の部分に水が流れていきやすいように、緩やかに勾配が付いているものです。この傾斜がなかったり、地面に凹凸が発生している場合では雨がいつまでも溜まってしまい、利便性に欠ける外構になってしまいます。全体的に緩やかに傾斜をつけておくことで、利便性高い実用的な外構に仕上げていくことができます。
水害などの災害対策にも
盛土は、水害をはじめ地震などの自然災害からも建物を守ることができる、一種の防災対策の一つとしても取り入れられるケースがあります。外構工事においては、地盤に均一に圧力をかけていくことで地震の揺れを吸収することができるようになり、建物を揺れから守る事に貢献できます。また、盛土があることで豪雨の際にもある程度雨をしっかりと吸収することができたり、川の氾濫から起こる洪水や土砂崩れなどの被害から自分たちの土地を守ることが期待できます。防災対策の一貫といえど、工夫をすることで普段は全く違和感の無い、おしゃれでこだわった外構を計画することもできるため、一石二鳥の工事方法ともいえます。
外構工事の盛土は意味のある工事!
まとめ
今回は外構工事の盛土について解説してきました。盛土は基盤となる地面を整える事で完成のクオリティを上げるだけでなく、防災面でのリスクヘッジにも貢献できる優れもの。おしゃれで自然たっぷりの外構に仕上げていくこともできますので、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?
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